Space Medical Acceleratorは、「宇宙への医療で、世界を変える」ことを目指して事業を行っています。

ではなぜ、医療者である自分が人の宇宙進出を目指して活動しているのでしょうか。

それは、多くの人々が宇宙から地球を見ることにより、国家・民族・宗教といった人々の心のボーダーを超える、劇的な価値観の変化が起こると信じているからです。

地上に暮らす私たちの多くは、平面的な視点で物事を見てしまうために、お互い自分たちと異なる部分がどうしても目につくのではないでしょうか。

しかし実際に、宇宙から地球を見た宇宙飛行士の多くは、「宇宙からは見た地球には地上で感じるような違いはまったく目に入らず、国境というものは存在しない」と話しています。

地球上で暮らしている人間は、人種・民族の違いはあってもすべて同一種に属する生き物なのだという視点が多くの人にとって自然な事実となれば、これまで「国家」として物事が進むことが当たり前だった社会から、「惑星地球」へのパラダイムシフトが生まれる。

それによって、自分たちと異なるという理由での対立や争うことのない、平和な世界をつくることにつながると信じています。

だからこそ、子どもからお年寄りまで世界のあらゆる人たちが宇宙から地球を見て欲しい。

自分たちも含めて、世界中の誰もが宇宙に出られる時代が近づいた、今こそが歴史上大きな転換点になり得ます。

一人一人の見方が変われば、きっと世界は大きく変わる。

自分たちは、そう強く信じています。

しかし言うまでもなく、現在地上で起こっているあらゆる問題を、宇宙のみで解決できるわけではありません。

私自身は外科医として、今地上の医療現場で問題を抱えている方々に対しできる限りことを、自分の大切なミッションとして続けていきます。

Space Medical Acceleratorのメンバーも、今起こっている目の前の課題に対して社会の様々な場所で力を尽くしながら、「惑星地球」としての未来を創っていく。

それが、我々Space Medical Acceleratorのビジョンです。

代表理事 後藤 正幸